寒紅梅冬のうすにごりと妙高山特別純米、五百万石100%で飲み比べてみました!
ぽんしゅふです。
たいへんご無沙汰しております。
最近インスタばっかりやっている私ですが、これをインスタに上げるとちょっと面倒くさい奴だ!と思われる気がするので、こっちで書いてみます。
インスタはライトに楽しみたい派のぽんしゅふです。
タイトルどおりなんですが寒紅梅冬のうすにごりをもらったので、家にあった妙高山特別純米と飲み比べて思ったことを書きますね。
寒紅梅 純米しぼりたて原酒 冬のうすにごり
三重県、寒紅梅酒造さんのお酒です。
ラベル可愛い…これはインスタ映えするやつや
裏ラベル
味は見た目どおりの今どき感。
甘さが来て酸っぱさが来て、キレはややダルい感じ。
これはウチではあんまり合わせない料理に合わせたらいいやつだな。
妙高山 杜氏栽培米仕込 特別純米
渋いぜ…
寒紅梅とは対照的ですね。
裏ラベル
口開けはあれこれ今どきっぽい?と思ったけど、しばらく経つと落ち着いてきた。
しっかり味があるけどしつこくなく、ほどよくキレる辛口。
こういうの和食系に幅広く合うんだよね。
さ〜、対決させてみますか!
冷蔵庫が空っぽなのに大雪で外出したくなかったこの日の晩ごはんは、冷凍の長崎ちゃんぽんと冷凍のチヂミ。
普段ならビールで行くとこなんですが、翌日はビンの回収日。
空けられる酒ビンは空けとかなきゃ!という主婦的思考から、ちょっと無理やりな対決となりましたが…
いや〜、でも最近の冷凍食品って本当美味しいよね!いつも大変お世話になっております
じゃあ、まずはちゃんぽんでいってみるか。
おっ、妙高山はなぜか最後にふわっとフルーティーな香りが来る。
お酒だけ飲むともうフルーティーさは感じないんだけど。うん、相性は悪くない。
寒紅梅の方は単体で飲むと気になる酸味がスープのまろやかさに中和されていい感じに合う。
こりゃうまい!なるほど、こういうのに合わせればいいのね。
長崎ちゃんぽん対決は、寒紅梅の勝ち!
続けてチヂミ(タレはポン酢)。
あ〜、もう妙高山は合うよね。
海鮮の旨みとポン酢がこういう酒に合わない訳がないね。
寒紅梅はお酒自体の酸味がポン酢に上乗せされてくる感じ。苦味も目立つかな…
う〜ん、ちょっと酸っぱすぎ?
チヂミ対決は、妙高山の勝ち!
意外にも食べ合わせ的にはなかなか良かった対決でした。
違いは酸にあり
ちゃんぽんだとさほど大きな差を感じませんでしたが、チヂミだと妙高山は良く合うのに対して寒紅梅はイマイチ、という結果に。
違いはお酒の酸味ですね。
妙高山の酸味は、ポン酢と合わせても角がなくってまるい感じで、むしろお酒自体の酸味は感じないくらい。
ちゃんぽんには油を切りつつよりそう感じ。こちらも酸味は感じず。
対して寒紅梅の酸味は、ちゃんぽんスープのまろやかさととんこつ風味をさっぱりさせる効果は抜群。
が、ポン酢の酸味には上乗せされてくる感じでキツく感じてしまう。
多分キレを作るための酸と、味としての酸の違いなんだろうな〜。
妙高山は味の要素のひとつとしての酸じゃなくて、キレを表現するために酸をうまく使ってる感じ。
今回の寒紅梅みたいな最近トレンドの味のお酒って、これはこれで美味しいんだけど酸味が強いなぁ、と思っちゃうことが多くて。
合わせ方によってはすごく良い、ってことも分かるんだけど…ウチはそもそもこういう味が合う食べ物には日本酒合わせないからな〜
なんというか、味としての酸味じゃなくて、キレやすっきりした感じを表現するために酸をバランス良く使ってるお酒が私は好きなんだな、と改めて思った次第です。
いかがでしたか?
この2つ口開けの時は雰囲気けっこう似てたんですよ。
なので同じ料理でいけるかな?と思ったんですが…
酸味の種類は料理と合わせるときにかなり重要ですね。
ビールの酸味なら割といろんな料理といけるんだけど、日本酒は違うってのが面白い。
思いつきでやってみたものの、なんだかいろいろ考えることになった対決でした。
いや〜、味わい深いですなぁ(*´∀`*)
これからもこういう感じのをたま〜に書いていきたいので、今年もどうぞよろしくお願いします。もう3月ですけど
あと、今週末のにいがた酒の陣には久しぶりに参戦する予定なので、そのことも書きたいと思っています!
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