ぽんしゅふのブログ

おうちでゆる〜く日本酒をたのしみたい、新潟在住お酒大好き夫婦の主に家呑みの記録

地元の人間から見た普通酒の存在意義とは?

 

ぽんしゅふです。

 

先日(と言ってもずいぶん前のことですが)某日本酒インスタグラマーさんのインスタライブを見て、改めて普通酒についていろいろ考えさせられました。

そこで、今回は私の地元の場合を元に普通酒の存在意義について思っていた事をちょっと書いてみたいと思います。

 

 


じいちゃんの英才教育

 

普通酒って飲みますか?

結構いるみたいですよね、普通酒飲まない方。

オジサンの飲む安い酒だ、みたいにあんまりいいイメージのない方もいらっしゃるのでは?と思います。

確かに今、造りや原料にこだわった美味しいお酒が沢山ある中で、わざわざ飲まなくてもいいかもしれませんが…


私は普通酒好きです!

むしろ積極的に飲みたい派です。


私がこうなったのは多分、祖父がおいしそうに飲んでいた日本酒がほぼ普通酒だった、っていうのが大きいと思います。


子どもの頃の私にとって日本酒とは、夏でも冬でも台所の隅に常温で置いてあって、そこからコップに注いで飲む祖父のお酒。

近所の人や親類からの貰い物か、自転車で近くの酒屋さんに買いに行くものでした。

 

そのお酒で晩酌中の祖父に「じいちゃんおいしい?」って聞くと、「いや~うんめぇ!こんげうんめぇもん他にねぇなぁ~」ってにこにこ笑ってたので、日本酒ってすごく美味しいものなんだな、と思っていました。


釣りと山遊びが好きな祖父は、春は山菜、秋はきのこを採ってきてはそれを肴に本当に美味しそうに晩酌していたんです。

夏は裏の川で釣った鮎を炭火で焼いて、骨酒風にしてみたり。

子どもの頃は普通だと思っていたけど、天然物で採れたてでって贅沢だな〜、と大人になって思います。

 

かと思えばカレーやら焼きそばやら、子どもが好きそうなメニューでもふつうに同じお酒飲んでたんだよなぁ…


ちょっといい季節の食材にも、いつもの晩ごはんにも、何にでも合わせて飲んじゃう。(しかも祖母や母は料理酒が切れた時こっそり料理に使ってた)

私はこういう何気ない日常に寄り添う懐の深いお酒が日本酒なんだと思ってきました。


こうしたじいちゃんの英才教育のおかげで、私は日本酒=普通酒は美味い!と刷り込まれてしまったので、最初から普通酒に悪いイメージがないんです。

 

 


普通酒とは…?

 

ここで言う普通酒とは、地元の酒蔵の普通酒のことです。

地元の村上では、〆張鶴と大洋盛が2大ブランドです。

どちらも普通酒に対して非常に力を入れている蔵だと思います。


中でも、〆張鶴があると祖父はすごく喜んでいました。

父も普段はビール派でしたが、日本酒も好きな人なので、〆張を飲むと「やっぱり〆張はいいなぁ〜」って言っていましたね。


なので私の中での普通酒代表は〆張鶴の花、なんです。

 

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1番右が〆張鶴花。この瓶よく実家の神棚に上がってたなぁ。

ちなみに私は自分の結婚式の友人用引き出物に〆張の花と月のセットを選びました♡

 

ただ、〆張の花って今だから分かるんですが…

普通酒の中でも抜群な出来の良さなんです!

 

飲み比べると雪(写真左、〆張の特別本醸造。これもすごく美味しいし大好き)がむしろ物足りなく感じてしまうくらい。

多少は地元びいきもあるかと思いますが、ほんとにほんとに美味しいんですよ。

たぶん、最初に〆張の花飲んだら普通酒にネガティブなイメージ持たないんじゃないかな?

これはもう生まれた環境が恵まれていたと思います。


こんな感じで育ったので…

私が普通酒上等!になったのには、家族と地域性がかなり関係していると思うんですよ。

 

 


私の地元の普通酒事情

 

このブログではちょいちょい書いていますが、私の地元では日本酒って今でも冠婚葬祭の必需品なんです。

お祝いでもお葬式でも、まず一升瓶(2本入りの箱)を持って相手のお家にご挨拶に行きます。

そういう時のお酒は品質とネームバリューから、ほとんど地元の酒蔵さんの普通酒です。


なので冠婚葬祭があると家に大量の日本酒が集まります。

このお酒はその場でお客さんに振る舞ったり、残ったものは晩酌用になるんですが、とにかく大量なので飲むまでに相当な時間が経ってしまったり、のしを替えて他のお家に持っていったりする(地元あるある)ので、長期間の常温放置に耐えられて、かつ美味しく飲めるものでないといけないんですよね。

 

私の地元の父ちゃん達が晩酌に普通酒を飲むのはこうした背景もあってのことで、普通酒って晩酌用としてよりも冠婚葬祭に付き物の生活必需品としての需要の方が大きいんです。


人付き合いを大切にする土地柄で今でもこうしたやりとりが当たり前なため、近しい人への贈答用のお酒である普通酒が高品質で安定供給されてるって、すごく大切な事なんですよ。


こうした生活必需品としてのお酒を真面目に丁寧に造り続けてくれている地元の酒蔵は、もうインフラに等しいと私は思っています。

 

そんな酒蔵さんのことを、地元の人たちはみんな信頼しています。

頑張ってくれてるのがお酒から伝わってくるから、こんな美味い酒を造ってる蔵を支えてるのは自分達だ!と、地元の人たちは誇りを持って買い、贈り合い、飲んでいるんです。


祖父や父、地元のみんなが大好きなお酒。


普通酒は家族と地元のためにあるお酒なんだと思う。


そして、もしかしてこれが本当の意味での地酒なんじゃないのか?と。

 

 

 

いかがでしたか?

 

嗜好品としてではなく必需品のお酒があって、そのお酒を真面目に丁寧に造っている人たちがいる。

私は普通酒の存在意義って、そこなんだと思うんです。


地元の必需品としてのお酒を造る、というところをちゃんと意識している酒蔵さんの普通酒は、本当に美味しい。

そうした酒蔵さんは、その他のお酒も総じて高品質です。


普通酒を飲むことで、その酒蔵さんの地元に対する考え方を知ることができるし、地元の人が酒蔵さんに求めていることも分かると思っていて、私はそれが楽しみであえて普通酒を選んでいるところがあります。

 

まだまだ日本酒が生活必需品な新潟県普通酒はどれもレベルが高いと思っていますが…

県内に限らず全国にこういう酒蔵さんがまだまだたくさんあるんだよなぁ、と思うとたまらないですね〜!


そんな訳で、美味しい普通酒を造っている酒蔵さんは信用できる、というのが私の持論なのです(*´∀`*)

 

 

〆張ではありませんがコレも普通酒です↓

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金鶴の麹で作ろう!塩麹の作り方と、オススメの使い方

 

ぽんしゅふです。

 

先日いつもの酒屋さんに買い物に行った時に、金鶴の麹を頂いちゃったんです!

 

これから麹を販売してみたいので、使ってみて感想を聞かせて欲しい、とのこと。

で、この麹で塩麹を作ってみたところすごく良くできた(自画自賛)ので、塩麹の作り方やぜひオススメしたい料理への使い方など書いてみたいと思います。

 


これが金鶴の麹です

 

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これ、なんと佐渡産の五百万石を60%まで磨き、実際の酒造りに使うものと同様に麹室で手作業で造られたものだそう!

こりゃあうちみたいな金鶴マニアにはたまらない品ですな~(*´∀`*)

 

せっかくなので、合わせる塩もちょっと良いものを。

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塩も佐渡産…とはいきませんでしたが、村上市笹川流れの塩で。


昔ながらの釜で炊く手作りのお塩です。これで作る塩むすびは最高

日本酒のアテにもぴったりなんですよ〜。

 


塩麹の作り方

 

麹と一緒にいただいたレシピ通りに、


麹・200g

塩・70g

水・適量(冷水でなく、常温~ぬるま湯がよい)


で、作ってみました。

 

袋から出して計量したところ。

麹の感じ伝わりますか?

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スーパーなんかで売ってる麹と違ってパラパラしてるんだな~。磨いてあるから粒も細かい。

回りのふわふわ(麹菌なのかな?)は少ないけど、まんべんなく表面を覆っている感じ。

 

では、塩麹を仕込んでいきましょう。

 


①まず、塩と麹を良く混ぜ合わせます。

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混ぜ合わせたところ。

ここで塩と麹が良く混ざっていないと、腐敗の原因になってしまうので気を付けて!

もうひと回り大きなボウルだとやりやすかったな…ちょっとこぼした

 


②保存容器に混ぜ合わせた塩と麹を入れ、ひたひた程度まで水を注ぎ、混ぜる。

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これは水を入れる前の状態。

 

ここに水を入れると…(今回はぬるま湯にしてみました)

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すごい!泡がぶくぶく出てきた!

麹菌、がんばってるな~( ´ ▽ ` )このへんからなんかすごくかわいくなってきます


水の量は多くても少なくても失敗の原因になるそう。

少ないと空気に触れて黒くなったり(黒ずみは見た目は悪いけど混ぜれば大丈夫とのこと)、多いと塩分濃度が下がって腐敗することがあるため注意が必要です。

 

麹のあたまが出ない位のひたひたかげんで…ってこのくらいかな~?

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ちなみに今回の分量は、容量500mlの容器に入れるとこんな感じでちょうどいいです。

 

半日~1日経つと麹が水を吸って水位が下がるので、またひたひたになるように水を足してください。


…とのことですが

水入れてすぐの泡が落ち着くと、もう麹のあたまが出ちゃってる~!

大変!ちょっと水足しとこう…過保護かな?

 


③常温で1週間~10日ほど置く。

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密封させないように、フタは軽めにします。

今回はこのガラスのフタを乗せておくだけにしてみました。

 

あとは直射日光が当たらない場所に置き、1日1回清潔なスプーンで混ぜるとムラなく発酵が進みます。

(冬場は20度くらいになる部屋に置くといいそうです)

 

…と、これだけ。

最初の仕込みも15分あれば余裕です。


ポイントは、塩を減らし過ぎないことと水の量だそうですよ~。

 


経過観察

 

こう書くとなんか実験みたいですが…

1日目

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まだ麹の粒がしっかり残ってサラサラしています。

混ぜると大きな泡が出てぷしゅ~っと音がするくらい元気いっぱい!

 

2日目

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麹の粒が少し溶けてとろみが出てきました。

泡も小さいのがたくさん出る感じに変わり、音も小さくしゅわしゅわいってます。

 

この後見た目の変化はあまりありませんが(写真を撮り忘れたのもある)、泡はだんだん小さく少なくなって、とろみが増してきます。


味も最初はしょっぱいんですが、徐々に甘みが出てきます。

5日目位から後味がほんのり甘く感じられ、8~9日目位からは急に甘みが強くなる感じがしました。

 

 

塩麹、完成です

 

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完成した塩麹です。ちょっと使ってしまったので減っています

 

今回は10日で冷蔵庫へ。


毎日味見して、このくらいの甘さでいいかな?と思ったところで発酵がゆるやかになるように冷蔵庫に入れました。

 

仕上りは五百万石を使っているからなのか、爽やかな感じの香りがします。

市販の塩麹は香りや麹感が強すぎて苦手なものもあるんですが、この塩麹はほんのりとした麹感で料理にとっても使いやすいんです。

 

金鶴の塩麹でぜひオススメしたい使い方は、塩麹漬けと塩麹レモンマリネ!

 

塩麹漬けは、一口サイズに切った野菜と適当な量の塩麹をポリ袋に入れ、空気を抜いて(ここ大事)袋の口を縛って冷蔵庫で一晩くだけ。

1番のオススメ野菜はきゅうり。青っぽい香りが、金鶴塩麹の爽やかな香りと相性抜群です。

 

塩麹レモンマリネは、塩麹、レモン汁、オリーブオイル、黒胡椒、粒マスタードを合わせたところにお好みの茹で野菜を投入。よく混ぜたら冷蔵庫でキリッと冷やしてどうぞ。

オススメ野菜はれんこん。しゃりっとした歯ごたえが残る程度に茹でると良く合います。

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れんこんとブロッコリーで作ったもの↑

マリネのようなピクルスのような感じで、おつまみにぴったり。

個人的にはソーセージの付け合わせに非常にオススメです!

 


いかがでしたか?


塩麹のレシピ、水の量適当って書いてあって良く分からない…と不安に思いながらのスタートでしたが、本当に適当にやってもちゃんと完成しました!


水の量は麹のあたまが出ないひたひた加減、塩を減らし過ぎない、を守れば初めてでも全然大丈夫。

 

1日1回混ぜるのもめんどい大変かな?と思っていましたが、むしろ1回でいいの?もっと混ぜたいんだけど~、ってなってきました。

なんか麹のがんばる姿がかわいく感じられて、混ぜ混ぜしたくなっちゃうんですよ!で、その混ぜたスプーンで味見するのが日課に  笑

 

初挑戦の手作り塩麹、びっくりするくらい上手にできて(また自画自賛)嬉しいです♡

 

 

金鶴のお酒はどれも美味しいんです↓

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今年もイイです!〆張鶴純米吟醸生原酒・いつもの味とのギャップに萌える♡


ぽんしゅふです。


2月分で手に入れられなかった、〆張の純米吟醸生原酒、無事ゲットしました〜!

これ飲まないとわが家に春が来ないからね♡


さて、今年の出来やいかに?

 

 

〆張鶴 純米吟醸 生原酒


村上市、宮尾酒造さんのお酒です。

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去年とラベルのデザインは同じですね。

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裏ラベル。ちゃんと今年の写真ですよ〜


酒の陣の1週間後、早く買わなきゃ!と思い、いつもの酒屋さんへ。


実はこれ酒の陣で買おうかどうしようか迷ったんですが、やっぱりいつもの酒屋さんで買おうね、って言って買わずに帰ってきたんです〜。


…なんて言いながら、酒屋さんのご主人や奥さまと酒の陣の話で盛り上がってすごい楽しかった〜♡

品ぞろえはもちろんなんだけど、こういうお話しがしたくて通っちゃうんです。

 

 

味の変化が楽しすぎ


酒の陣の戦利品を差し置いて、買ってきた当日に開栓しちゃいました( ´ ▽ ` )


口開け

あ、去年より酸っぱい。
ややスレンダーな感じ(去年のはもう少しふくよか)で、よりいまどきに寄せてきたなという印象。うまい。
去年より全体にあっさりめの味なので、上品な白身のお魚なんかに合わせたいかな。鯛とか平目とか?


2〜5日目

香りが立ち、酸味抜けてきた。
苦味もあるがすっきりしたというか、クリアな苦さ。山菜的な苦味というか?イヤな感じではない。うまい。
この苦味でキレも増しているのかも。苦味で他の味を感じにくくなったのかな?よりあっさりした感じ。


6日目〜13日目

今度は甘みがすごく増してきた。
これだけ甘くてくどくないのがすごい。後味の苦味の効果なのかな?ほんとうまい。
意外なことにしっかり生姜のきいた鶏の唐揚げとの相性がバッチリ。
イカ天もよく合う。これに揚げ物合わせると思わなかったな…
このタイミングでお蕎麦を食べるなら、ネギを入れた方がキリッとしていい感じ。
ここからはいつもの〆張っぽくなるんかな?少しずつ〆張感が出てきた。


以上、ぽんしゅふ日本酒メモより。
味の系統が似てる日数(口開けから)でまとめています。


まだここまでしか変化みてないんですが、去年とけっこう印象が違うんですよ。

飲んで違いが分かるのをあえて出荷しているのは、宮尾酒造さんにしてはめずらしいなぁと。

インパクトは去年の方が強かったけど、今年はよりスマートで洗練された感じ
これだけ酸と苦味があってもエレガントに感じるお酒って…とちょっとびっくり。

それが落ち着くと上品な甘さと、これこれ、〆張って感じが少しずつ出てきて。

 

も〜、変化が楽しすぎる!

食べ物も、意外な組み合わせの方が相性良かったりするしさぁ。

いやほんと美味しいです、これ。

 

 

原点の味


私は宮尾酒造さんのある、村上市の出身なのですが…

祖父も父も、いい酒は〆張!という人たちだったので、私も小さな頃からそう思って育ってきました。

 

(村上ではお酒は〆張鶴派と大洋盛派に分かれます。実家周辺では〆張鶴派が数としては多かったですが、大洋盛派のほうがコアなファンが多いイメージ。大洋盛や最近は無想シリーズなどでこちらも有名な大洋酒造さん。この2つの酒蔵は地元の誇りです)


そんな家だったのでお祭りやお正月など、人が集まる時には必ず〆張の一升瓶がありました。

大人になって父と初めて飲んだ日本酒も〆張。

日本酒とはこういう味なんだ、って思ったのが〆張の味なんです。


だから今、違う酒蔵さんのお酒を飲んでも〆張の味を基準にこのお酒はどうかな?って考えてるところがあるんです。


そういう意味で〆張は私の原点の味なんです。


〆張鶴らしい味、というのがどのお酒を飲んでも感じるんですよね。

いつでも、どれを飲んでも、ああこれが〆張だ、という安心感にほっとするんです。


ただ、この純米吟醸生原酒については、普段感じる〆張感が薄いというか…

なんか、試行錯誤している感じを受けます。

このお酒には(いつもの〆張から大きく逸れてはいないんだけど)これから新しい〆張鶴のイメージを作っていきたいのかな?と思わせる雰囲気があるんですが…当然首都圏をにらんでね

 

宮尾さんはやっぱりそこのさじ加減が絶妙。

首都圏でも受け入れられそうではあるけど、間違いなく地元の人がうまい!と思うお酒を出してくる。

このすでに揺るがないブランドでありながら、柔軟に、でも厳格に、自社に求められる酒とは何かを独りよがりにならず(ここ大事だと思う!)地道に真面目に追求している姿勢が、本当にすごいと思う。

それが〆張に共通するブレない芯であり、私の感じる「らしさ」なんだろうなぁと。まためんどくさい感じになってきてしまった…そろそろシメよう…

 

 

いかがでしたか?


これだけの有名ブランドでも毎年試行錯誤を繰り返しているんだよな、という当たり前のことに改めて気付かされました。


だって本当いつ飲んでも厳格に「〆張鶴の味」なんだもんな〜。

品質を向上させる為の努力や試行錯誤をしているのを、味の違いにこちらが気付かないよう、さりげなく隠してあるんでしょうね。

それも〆張らしさにつながってるんだろうなぁと私は思っています。


でもそんな宮尾酒造さんが、この純米吟醸生原酒には新しいものにチャレンジした跡が分かるように残してあるのが、ファンとしては嬉しかったり。あのいつもの厳格さとのギャップに萌える(*´∀`*)

同じ季節物でも、冬のしぼりたてにはそれが感じられないようにしてあるのには、普通酒に対するプライドを感じますし…


企業として変えていきたいところと変えてはいけないところを明確に区別しているんだな、ってこのお酒を飲んでいると良く分かる。


〆張鶴、やっぱりすごい酒だわ。

 


去年の〆張鶴純米吟醸生原酒はこちら↓

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にいがた酒の陣2018*アフター3チケット出陣の楽しみ方と、久しぶりに行って思ったこと


ぽんしゅふです。


にいがた酒の陣、行ってきましたよ♡

今年は来場者数が14万人超えたんですって!

いや〜、確かにすごかった。


私は2日目の15時以降に行ったのですが、久しぶりに参加してみてちょっと思ったことを書きたいと思います。

 

 

にいがた酒の陣の基本情報


ご存知の方も多いと思いますが、少し説明を。

にいがた酒の陣は、新潟の酒蔵85蔵、銘柄にして500種以上(今回は)の日本酒が一堂に会する酒呑みには夢のようなイベントです!

美味しい食べ物やおみやげも買えるため、お酒が飲めない方やお子さん連れも近年は多く来場します。

お子さんやお酒の購入だけなど、試飲をしない方は無料で入場できるんですよ。


試飲をする方の1日試飲チケットは、
前売り券2000円、当日券2500円。


この他にお得なチケットとして、
アフター3チケット1500円新成人応援チケット500円があります。

お得なチケットはどちらも当日券のみなので、当日券売り場で購入します。
新成人の方は、身分証など誕生日を証明できるものをお忘れなく!


各チケットには、おちょこ1個とペットボトル(500ml)の水1本が付いてくるので、試飲会場内に入ってからおちょこ引換所でチケットと交換してください。

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今年のおちょこです


あと、おちょこ引換所を過ぎた所で酒の陣のガイドブックを配っているのですが、これがオススメなんです。

酒の陣不参加も含めた新潟の全酒蔵や観光スポットの情報、日本酒イベントカレンダーなど、読むとなかなか面白いんです(^-^)コレもらわないと損しちゃいますよ〜!

 

 

基本的な酒の陣の装備


次に、私が(特に女子に)おすすめする出陣の為の装備について書きますね。


①リュック

飲んだり買ったり忙しいので両手が使えた方が絶対便利です。
それに買ったお酒は背負った方が疲れないし。

瓶には大体パッキンを巻いてくれるんですが、緩衝材がわりにタオルを数枚用意しておくとリュックに入れる時も安心ですよ。

先日ユニクロで買ったリュックが、サイズ感といい機能性といい酒の陣に素晴らしくぴったりすぎて、その話だけでもう1記事書ける気がしています。


②おちょこホルダー

会場で購入できる、おちょこを首から下げる為の便利アイテムです。

手も空けられるし、何よりおちょこを落として割ってしまうのを防げます。


③水

普段お酒を飲んでいる時よりもたくさん飲みましょう。

試飲のお酒はほとんど冷やだし、立ち飲みなのですぐ回ります。

私は試飲前に残ったお酒を洗う意味も込めて、おちょこ一杯かならず水を飲んでいました。
最後まで楽しく、美味しく飲めるようにお水はしっかり飲みましょう。

今回は短時間だったので、チケットについてくる1本以外にペットボトル(500ml)を2本用意してちょうど良い感じでした。


④服装

会場内は一応暖房が入っていますが、外気もガンガン入ってくるので防寒対策をしっかりと。

足元は特に冷えるのでヒールが無いか低めのブーツが歩きやすくてオススメです。オシャレより防寒ですよ。


⑤広い心

試飲していると、陽気なおじさん紳士がよく話しかけてきます。

ちょっとめんどくさいなと思う時もありますが、たぶん楽しくなってきちゃっただけできっと悪い人ではないので、広い心で許してあげてください。やさしさ大事

私は話しかけられると「ここ本当うめーんすよ!あとコレは飲んどいた方がいっすよ〜!」とかふつうに絡んでいっちゃいますが(笑)

 

 

アフター3チケットで、いざ出陣!


装備を整えたら…出陣じゃ〜!


まず、今回利用したアフター3チケットとは、酒の陣当日15時以降に1500円で試飲できるチケットのことです。

前売りで買うことは出来ず、当日の14時30分頃から発売されるそうなので、当日一般入場チケット売り場で購入してくださいね。


私達が朱鷺メッセに着いたのは15時半頃だったのですが、2階のチケット売り場に行くと人数を伝えるだけでアフター3チケットが出てきました。

1日目(土曜日)はアフター3チケットを買うのにも行列が出来ていたようですが、2日目(日曜日)は行列もなくとてもスムーズに券を購入・入場できましたよ。


試飲会場内に入ると…

うわぁ( ´△`)
思ったより全然人いるじゃん!

でも酒蔵の方と話してたら昨日よりかなりマシだよ〜って皆さんおっしゃってるから、最近の1日目は本当にすごい人なんだろうな…

まぁ多少移動しづらいけど動けるし、超有名蔵以外は試飲に列もできてない感じで、サクサク試飲したり購入したりできました。

立ち飲みブースもけっこう空きがあったので、宴会もできそうでしたよ。


今回2時間半ほどで試飲に回れたのは16蔵。

たくさん試飲するよりも酒蔵の方と話したりお酒を買うのが目的だったので、このくらいでちょうどいいかも。

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ちなみにこれが今回の戦利品です♡

 

 

日曜日アフター3チケット出陣の注意点


①予習しておく

効率的に回れるよう、行きたい酒蔵を事前に決め、ブースの並びをある程度把握しておくといいですよ。

決めてた蔵をサクッと回って試飲(欲しいお酒はここですぐ購入)→試飲して気に入った蔵に戻ったり飲んだことないお酒を楽しむ、の流れがおすすめです。


②限定酒はあきらめる

日曜午後には、酒の陣限定酒はまず売り切れています。潔くあきらめましょう。

また、まだ閉会まで30分以上あるのにお酒が全部無くなってしまったのか、何も無いブースもありました。
人気の蔵、ごく小さい蔵はアフター3出陣したらとにかく先に回りましょう。

そして酒蔵の方々にはぜひ充分な量のお酒を持ってきていただきたい!


③美味しい物を食べる余裕がない

出来るだけたくさん飲みたい多くの蔵を回りたいので、試飲だけでいっぱいいっぱいでした。

食べ物のブースがほとんど試飲会場の外側にあるので、そっちまで見に行く余裕が無かったんですよ〜(ノД`)

これはほんと辛かった!
もつ煮とおにぎりは食べたかったなぁ…

いや、試飲を一旦やめる勇気を持てばいいだけなんですけどね…私も主人もこれがなかなか

 

朝から行くより当然時間が短いので、ある程度の計画を立てておかないとやりたい事が全部中途半端になっちゃうと思います。

試飲、購入、宴会など何を優先するのか決めて効率よく楽しむのが、アフター3にはおすすめですね。

 

 

久しぶりの出陣で思ったこと


飲食物持ち込み禁止についてですが、いつから本格的に禁止になったのかな?
ちょっと事前のアナウンスが足りてない気がしますねぇ…


実際チェックがあるわけではないので、申し訳ないんですが今回水だけは持って入っちゃったんですよ。

以前アフター3だとチケットについてくる水すら無い事もあったようなので準備して行ったほうが安心だな、と思って…


水も飲み物だし、飲食物ってことで一律で全部ダメなのかなぁ?

そうじゃないなら、これはダメ、これはOK、って分かりやすい説明が欲しいですね。


お酒やおつまみの持ち込み禁止はまぁ理解できるとして(本当は乾き物くらい持ち込めると嬉しいけど)入場者に制限がない今の状況なら、お子さん用の飲食物など持ち込み必要な物もあると思います。アレルギー対応なんかも必要でしょうし。


あと水は本当に飲まないと危ないので、水も持ち込み禁止なら和らぎ水販売コーナーを設けるだけでなく、会場内を移動しながら販売するくらいの対応が必要では?と思いました。

無料給水所もあるんですが、会場マップに記載が無かったので分からない人もいたんじゃないかな。


水に関しては本当にどうなのかちゃんと説明・対応した方がいいですよ!倒れてる人何人も見かけたし、救急車も来てたし


しっかりルールを守って楽しみたいので、実行委員会の方〜!

サイトやチラシで詳しく説明していただけると嬉しいです!
もしこれ見てたらご検討ぜひよろしくお願いします。


これについては会場できちんと聞いておきたかったのに、試飲に夢中になりすぎて聞けなかったことを反省しています…

 

 

いかがでしたか?


最後にちょっと気になった事も書きましたが、日本酒好きなら行くべきイベントなのは間違いないです。

楽しみ方のポイントさえ押さえれば日曜日でアフター3チケットでも思った以上に楽しめましたよ〜!

何より入場するまでがスムーズなのはかなりポイント高いです。
いつもは大行列の通路がスッカスカでした!

私達のように並ぶの嫌いな人は日曜日の15時過ぎがベストでしょうね。

中に入ればそれなりに人は多いですが、人ごみも嫌いな私と主人が(日本酒飲みたい欲のおかげもあり)許せる範囲だったし、なにより時間に限りがあるので飲み過ぎなくて済みます。


あと、閉会セレモニーが終わってすぐ外に出れば、あまり待たずにタクシーに乗ることができました!

寒い中長時間外で待つのは大変なので、帰りは早めに行動するといいですよ〜。

 

来年も行けるといいなぁ(*´∀`*)

 

 

酒の陣のインドア派の楽しみ方はこちら↓

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寒紅梅冬のうすにごりと妙高山特別純米、五百万石100%で飲み比べてみました!

 


ぽんしゅふです。

たいへんご無沙汰しております。


最近インスタばっかりやっている私ですが、これをインスタに上げるとちょっと面倒くさい奴だ!と思われる気がするので、こっちで書いてみます。

インスタはライトに楽しみたい派のぽんしゅふです。


タイトルどおりなんですが寒紅梅冬のうすにごりをもらったので、家にあった妙高山特別純米と飲み比べて思ったことを書きますね。

 

 

寒紅梅 純米しぼりたて原酒 冬のうすにごり


三重県寒紅梅酒造さんのお酒です。

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ラベル可愛い…これはインスタ映えするやつや

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裏ラベル


味は見た目どおりの今どき感。

甘さが来て酸っぱさが来て、キレはややダルい感じ。

これはウチではあんまり合わせない料理に合わせたらいいやつだな。

 

 

妙高山 杜氏栽培米仕込 特別純米


上越市妙高酒造さんのお酒です。

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渋いぜ…
寒紅梅とは対照的ですね。

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裏ラベル


口開けはあれこれ今どきっぽい?と思ったけど、しばらく経つと落ち着いてきた。

しっかり味があるけどしつこくなく、ほどよくキレる辛口。

こういうの和食系に幅広く合うんだよね。

 

 

さ〜、対決させてみますか!

 

冷蔵庫が空っぽなのに大雪で外出したくなかったこの日の晩ごはんは、冷凍の長崎ちゃんぽんと冷凍のチヂミ。

普段ならビールで行くとこなんですが、翌日はビンの回収日。

空けられる酒ビンは空けとかなきゃ!という主婦的思考から、ちょっと無理やりな対決となりましたが…

いや〜、でも最近の冷凍食品って本当美味しいよね!いつも大変お世話になっております


じゃあ、まずはちゃんぽんでいってみるか。


おっ、妙高山はなぜか最後にふわっとフルーティーな香りが来る。
お酒だけ飲むともうフルーティーさは感じないんだけど。うん、相性は悪くない。

寒紅梅の方は単体で飲むと気になる酸味がスープのまろやかさに中和されていい感じに合う。
こりゃうまい!なるほど、こういうのに合わせればいいのね。


長崎ちゃんぽん対決は、寒紅梅の勝ち!


続けてチヂミ(タレはポン酢)。


あ〜、もう妙高山は合うよね。
海鮮の旨みとポン酢がこういう酒に合わない訳がないね。

寒紅梅はお酒自体の酸味がポン酢に上乗せされてくる感じ。苦味も目立つかな…
う〜ん、ちょっと酸っぱすぎ?


チヂミ対決は、妙高山の勝ち!


意外にも食べ合わせ的にはなかなか良かった対決でした。

 

 

違いは酸にあり

 

ちゃんぽんだとさほど大きな差を感じませんでしたが、チヂミだと妙高山は良く合うのに対して寒紅梅はイマイチ、という結果に。


違いはお酒の酸味ですね。


妙高山の酸味は、ポン酢と合わせても角がなくってまるい感じで、むしろお酒自体の酸味は感じないくらい。
ちゃんぽんには油を切りつつよりそう感じ。こちらも酸味は感じず。


対して寒紅梅の酸味は、ちゃんぽんスープのまろやかさととんこつ風味をさっぱりさせる効果は抜群。
が、ポン酢の酸味には上乗せされてくる感じでキツく感じてしまう。


多分キレを作るための酸と、味としての酸の違いなんだろうな〜。


妙高山味の要素のひとつとしての酸じゃなくて、キレを表現するために酸をうまく使ってる感じ。


今回の寒紅梅みたいな最近トレンドの味のお酒って、これはこれで美味しいんだけど酸味が強いなぁ、と思っちゃうことが多くて。

合わせ方によってはすごく良い、ってことも分かるんだけど…ウチはそもそもこういう味が合う食べ物には日本酒合わせないからな〜


なんというか、味としての酸味じゃなくて、キレやすっきりした感じを表現するために酸をバランス良く使ってるお酒が私は好きなんだな、と改めて思った次第です。

 

 

いかがでしたか?


この2つ口開けの時は雰囲気けっこう似てたんですよ。

なので同じ料理でいけるかな?と思ったんですが…

酸味の種類は料理と合わせるときにかなり重要ですね。

ビールの酸味なら割といろんな料理といけるんだけど、日本酒は違うってのが面白い。


思いつきでやってみたものの、なんだかいろいろ考えることになった対決でした。

いや〜、味わい深いですなぁ(*´∀`*)


これからもこういう感じのをたま〜に書いていきたいので、今年もどうぞよろしくお願いします。もう3月ですけど


あと、今週末のにいがた酒の陣には久しぶりに参戦する予定なので、そのことも書きたいと思っています!

 

 

 

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